瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」
大会規約

 参加者は大会規約に従い、以下に定めるすべての事項を十分に理解した上で大会に参加し、大会の円滑な運営に協力すること。なお、車種規定及び各コースの走行上の注意事項は別に定めるほか、この規約以外に大会に関する重要な事項があれば、その都度定めるものとする。
 また、参加者は大会公式ホームページ等から大会に関する最新情報の把握に努めるものとする。

1 大会全般に関すること

  • ① 主催者が定めた大会規約及び車種規定を承諾し、事前に各コースの詳細、走行上の注意事項及び大会に関する重要な事項を確認した上で参加すること。
  • ② 道路交通法規はもとより主催者が設けたすべての規約・指示等を遵守し、他の交通に迷惑をかけないこと。
  • ③ 参加者個人の責任において、安全管理や健康管理に十分な注意を払った上で、大会に参加すること。
  • ④ 大会規約、車種規定及び注意事項を遵守せず、大会スタッフから警告を受けても改善されない場合は、出走不可又は走行中止の措置を講じるので、その措置内容を受け入れること。

2 参加資格及び自転車に関すること

(1) 参加資格
大会への参加は、健康な男女で、各コースを制限時間内に完走できる脚力を有し、安全な走行が可能と自己判断できる者を対象とする。
  • ① 国際サイクリングコース
    高校生以上で、自己の責任でサイクリング可能であり、60km以上のサイクリングイベントに参加し、完走経験がある者を対象とする。
  • ② しまなみ海道ふれあいコース
    小学校4年生以上で、自己の責任でサイクリング可能である者を対象とする。ただし、小・中学生は保護者や引率者など責任を負える者の同伴を必要とする。
(2) 使用可能車種
  • ① 使用可能な自転車はフリーホイール式で、変速機を有し正常に作動するブレーキが前後に装備されているものに限り、車種・ハンドル形状・装備品・付属品の詳細は車種規定で別に定める。
    • ア 国際サイクリングコース/A~Eコース
      スポーツ車(ロードレーサー・MTB・クロスバイク・小径車(タイヤ径が16インチ以上24インチ以下に限る。))
    • イ しまなみ海道ふれあいコース/F~Hコース
      アのスポーツ車・軽快車(多段変速機付に限る。)
    • ウ しまなみ海道ふれあいコース/Iコース
      アのスポーツ車・軽快車(多段変速機付に限る。)・タンデム車
  • ② いずれのコースも大会内容を考慮して、ピストバイク(固定ギア車)、リカンベント、ハンドサイクル(ギア付)、補助輪付き自転車、トレーラー、ギアなし軽快車、こども用補助いす付き自転車といった集団走行において事故等の危険性が高いと主催者が判断した自転車は使用不可とする。
  • ③ 各コースの使用可能車種に該当しない車種は使用不可とする。

3 機材及び携行品に関すること

(1) 検車
  • ① 事前に大会当日に使用する自転車を車種規定に適合するように十分に整備し、必ず前照灯、尾灯(テールライト)又は反射板、ベルを装備すること。
  • ② 前日受付時には誓約書(自己検車)の提出を義務付けるものとする。
  • ③ 大会当日のスタート前に、大会スタッフの目視による検車を実施する。
  • ④ 主催者が危険と判断した改造車両や大会実施に支障をきたす参加者を発見した場合は出走中止とする。
(2) 自転車の管理・盗難・破損
  • ① 自転車の盗難、破損などに際して、主催者ではその責任を負わないものとする。
  • ② 自転車には鍵をかけるなど、参加者自身で管理し、万一の場合に備えて、保険に加入することを推奨する。
(3) 服装
  • ① 運動に適した視認性の高い服装で参加すること。
  • ② 仮装及び着ぐるみでの参加を禁止する。
  • ③ 走行中は自転車用ヘルメットを必ず着用し、転倒の際の怪我の防止のため、グローブの着用を推奨する。
(4) 携行品
  • ① ゼッケンなどに書かれた番号は参加者個人の登録番号であり、主催者が身元確認をする際に使用するので、必ずウェアに取り付けること。
  • ② ゼッケン(通過チェックチップ付き)、ナンバープレート及びヘルメットシールを紛失、忘れた場合は参加不可とする。
  • ③ 原則として、パンク修理等は参加者自身で行うため、パンク等のトラブルに対処できる工具、ポンプ、予備チューブを携行すること。
  • ④ 携行品を自転車のかごに入れて走行することは、携行品が飛び出るなどの危険性があるため禁止する。
  • ⑤ 防寒降雨対策として、ウェア類、雨具等も十分に準備すること。
  • ⑥ 万一の場合に備えて健康保険証、携帯電話、金銭を携行すること。
  • ⑦ 参加者自身で携帯できる補給食、ドリンク又は携行用のドリンクボトルを持参することを推奨する。

4 走行管理に関すること

(1) 走行ルール全般
  • ① コース走行時は、この規約に定める事項のほか、別に定める各コースの走行上の注意事項を遵守すること。
  • ② 警察官、警備員、大会スタッフからの特別な指示があった場合にも、それを遵守すること。
  • ③ 危険な走行をした場合には、警告を与え、なおも改善されない場合や悪質な場合は走行中止を命じることがある。
  • ④ 高速道路本線は本来、自転車が走行することを前提とした構造ではないため、主催者が安全上必要な対策を講じるが、参加者自身においても常に安全な走行を行うこと。
  • ⑤ 一般道においても、一般車両や歩行者の通行の妨げにならないよう、車道の左側一列走行など道路交通法規を遵守すること。
  • ⑥ 体調などに異常が生じた場合は、速やかに走行を中止すること。
(2) 高速道路本線及び一般道共通の走行ルール
  • ① 道路及び交通等の状況に応じて、他人に危害や迷惑を及ぼさない速度と方法で走行すること。
  • ② 大会は、着順やタイムを競うレースではないため、走行中は警察官、警備員、大会スタッフの指示に従うこと。
  • ③ 各コースの先導スタッフの追い越しを禁止する。
  • ④ コースの逆走を禁止する。
  • ⑤ 走行中は急ブレーキなどによる事故を避けるため、前方参加者と適切な車間を空けて走行すること。
  • ⑥ 不要な進路変更や停車などを禁止する。
  • ⑦ 走行中に他の参加者を止むを得ず追い越しをする場合は、周囲へのサインや声かけは必ず実行し、参加者同士が譲り合って安全な走行を行うこと。
  • ⑧ 大会走行スタッフが制限時間内でのゴールが困難である、あるいはこれ以上の走行の継続が不可能であるなどと判断した場合には、収容車両に収容するので、大会スタッフの指示に従うこと。
  • ⑨ 天候不良時、夕暮れ時及びトンネル内を走行する際には、必ずライトを点灯すること。
  • ⑩ タンデム車を除き、2人乗りを禁止する。
  • ⑪ 事故を起こした場合や怪我をした場合、それらを目撃した場合は、大会スタッフに必ず連絡すること。大会スタッフが見当たらない場合は、大会本部まで直接連絡すること。
(3) 高速道路本線の走行ルール
  • ① コースによって高速道路本線から一般道への降口(IC)が異なるため、事前にコースを十分確認の上、参加すること。
  • ② 高速道路本線は壁高欄(壁のような欄干)やガードレールが低く設置されているため、路側帯を走行せず、上り車線の車道(中央帯と外側線(白線)の間)を走行すること。
  • ③ 片側一車線区間では、走行レーンの中央寄りを原則二列走行すること。
  • ④ 下り車線は緊急車両通行レーンとするため、立ち入りを禁止する。
  • ⑤ 事件、事故等で緊急車両等が高速道路本線を通行する場合は、走行を一旦停止すること。
  • ⑥ 事故等のやむを得ない場合を除き停車を禁止する。
  • ⑦ 片手運転での撮影や停車しての撮影などを禁止する。
  • ⑧ 交通規制時間に影響を及ぼすと見込まれる参加者は、収容車にて収容する。
(4) 一般道・自転車歩行者道の走行ルール
  • ① 一列走行、左側走行など道路交通法規を遵守して走行すること。
  • ② 走行中は歩行者及び他の車両に十分注意すること。
  • ③ 並進走行、蛇行走行、割り込み、無理な(危険な)追い越しを禁止する。
  • ④ 狭隘路・取付道・橋梁部などの特に注意を要する箇所での並進走行、追い越しは禁止する。
  • ⑤ 見通しの悪い箇所やカーブを走行する際は、常に対向車が来るものと予測し、左端に寄って注意しながら走行すること。
  • ⑥ コースを外れての走行は禁止する。故意にコースを外れた場合は、原則として失格とする。
  • ⑦ 故意にグループ先頭の走行スタッフを追い越した場合は、警告を与える。
  • ⑧ コース及び各会場での誘導・案内看板の指示には必ず従うこと。
  • ⑨ 基本的な手信号は安全のため、必ず実行すること。
  • ⑩ コース上にやむなく停車する場合は、必ず前後の安全を確認し、後方の方に合図をおくり、ゆっくりと停車し、歩道などの安全な場所に移動すること。
  • ⑪ 走行中は後方の車両に十分注意して、後方車両の有無は参加者自身で確認すること。
  • ⑫ 走行スタッフ、立哨員及び誘導看板等の指示に従い、正しいコースを走行すること。
  • ⑬ 参加者の家族等が自家用車等で伴走することは非常に危険であり、一般車両の妨げになるため、伴走を禁止する。
(5) 自転車の故障
  • ① 自転車が故障した場合は、高速道路本線では非常駐車帯、一般道では路外(歩道)などの安全な場所に停車してから修理を行うこと。
  • ② 参加者自身で修理ができない場合は、最寄の大会スタッフの指示を受けること。
  • ③ 原則として、パンク修理等は参加者自身で行えるようにして参加すること。
  • ④ スタート会場やエイドステーションでメカニックサービスを実施するが、部品交換が必要となる場合は、有償とする。

5 関門及びリタイアに関すること

(1) 関門
  • ① 高速道路本線、一般道(エイドステーション)及びフィニッシュ地点には次のとおり関門を設置し、それぞれ閉鎖時間(予定)を設定するので、リタイア者以外は走行管理上、必ず通過すること。なお、関門閉鎖時間については、今後変更する可能性があるため、予定とする。
  • ② 関門閉鎖時間までに高速道路本線の関門を通過できない場合や一般道路の各エイドステーションの関門を出発できない場合は、収容車に収容するので、大会スタッフの指示に従うこと。
  • ③ 走行中に次の関門閉鎖時間を超えた場合には、次の関門で収容車に収容するので、大会スタッフの指示に従うこと。
  • ④ 高速道路本線上では、関門閉鎖時間にかかわらず、交通規制時間内での走行が困難と見込まれる場合には、収容車に収容するので、大会スタッフの指示に従うこと。

【高速道路本線】

コース 関門場所 スタート地点からの距離 スタート時間 関門閉鎖時間 関門通過目安時間
A 大島南IC 約13km 7:35~8:10
250名ずつ5分ごとにスタート
10:15 9:00
伯方島IC 約23km 10:50 9:47
大三島IC 約30km 10:50 10:15
瀬戸田PA 約33km 10:40 10:34
瀬戸田BS 約38km 10:55 10:53
B 大島南IC 約13km 8:15~8:30
250名ずつ5分ごとにスタート
10:15 9:20
伯方島IC 約23km 10:50 10:54
大三島IC 約30km 10:50 10:35
瀬戸田PA 約33km 11:10 10:54
C 大島南IC 約13km 8:35
一斉スタート
10:15 9:25
伯方島IC 約23km 10:50 10:02
大三島IC 約30km 10:50 10:40
瀬戸田PA 約33km 11:10 10:59
D 大島南IC 約13km 8:40
一斉スタート
10:15 9:30
伯方島IC 約23km 10:50 10:17
大三島IC 約30km 10:50 10:45
瀬戸田PA 約33km 11:10 11:04
E 大島南IC 約13km 8:44~9:08
250名ずつ4分ごとにスタート
10:15 10:02
伯方島IC 約23km 10:50 10:49
F 瀬戸田PA 約3km 7:30~7:50
100名ずつ5分ごとにスタート
8:10 8:07
G 大三島IC 約7km 7:30~7:35
250名ずつ5分ごとにスタート
8:15
瀬戸田PA 約10km 8:50 8:40
H 伯方島IC 約4km 7:30~7:35
250名ずつ5分ごとにスタート
8:01
H 大島南IC 約13km 9:45〜10:00
250名ずつ5分ごとにスタート
10:42

※関門閉鎖時間…当該時間までに関門を通過できない場合は、それ以降の走行は不可
※関門通過目安時間…各コースを制限時間内に完走するための目安となる通過時間

【一般道(エイドステーション)・フィニッシュ】

コース 関門場所 関門・フィニッシュ閉鎖時間 関門通過目安時間
A 万田発酵AS 11:50 11:50
向島中学校AS 13:45 13:45
みなとオアシス尾道<フィニッシュ> 15:00 15:00
B 瀬戸田サンセットビーチAS 12:35 12:35
多々羅しまなみ公園AS 14:20 14:20
伯方S・CパークAS 15:00 15:00
よしうみバラ公園AS 15:50 15:50
しまなみアースランド<フィニッシュ> 17:00 17:00
C 立石港AS 12:45 12:45
弓削港<フィニッシュ> 16:00 16:00
D 長江港AS 12:35 12:35
岩城港<フィニッシュ> 15:00 15:00
E 多々羅しまなみ公園メイン会場AS
大三島支所AS 13:10 13:10
多々羅しまなみ公園サブ会場AS<昼食> 14:20 14:20
伯方S・Cパーク 15:00 15:00
よしうみバラ公園 15:50 15:50
しまなみアースランド<フィニッシュ> 17:00 17:00
F 多々羅しまなみ公園<フィニッシュ> 10:00 10:00
G 多々羅しまなみ公園AS 10:10
伯方S・Cパーク<フィニッシュ> 12:00 12:00
H 多々羅しまなみ公園AS 9:10
伯方S・Cパーク 10:20
宮窪石文化運動公園<フィニッシュ> 12:00 12:00
H 糸山公園<フィニッシュ> 13:00

※関門閉鎖時間…当該時間までに関門(AS)を退出できない場合は、それ以降の走行は不可
フィニッシュ時間までに到達できない場合は、完走とみなさない。

※関門通過目安時間…各コースを制限時間内に完走するための目安となる通過時間

(2) リタイア
  • ① 自転車の故障や体調不良などで走行を中止する場合には、無理をせずに最寄りの大会スタッフに対応を相談し、無断でリタイアすることを禁止する。
  • ② リタイアした参加者は収容車又は救護車にて収容する。
  • ③ リタイアする場合は、必ずゼッケンとナンバープレートを外すこと。

6 参加受付・集合に関すること

(1) 受付
  • ① 大会前日(10月25日)に申込み時に選択した受付会場で必ず受付をすること。
  • ② 申込み時に選択した受付会場の事後の変更は不可とする。
  • ③ 受付時間内に受付手続きができない者は大会への参加を不可とする。
  • ④ 当日受付は行わない。
(2) 集合
  • ① 大会当日(10月26日)は、午前6時からしまなみ海道本線が通行止めとなるほか、国際サイクリングコースのスタート地点(今治IC)の周辺道路も一部通行止めを行う予定のため、事前に案内する時間帯に合わせて来場すること。
  • ② 申込時に駐車場利用を希望した参加者は事前に指定された駐車場を利用すること。
  • ③ 駐車場からスタート地点までは自走で移動すること。
  • ④ スタート時間に間に合わない場合は出走不可とする。その場合の参加料等の返金は行わないものとする。

7 免責に関すること

(1) 大会の中止・中断
  • ① 地震・風水害・強風・降雪・事件・事故・感染症など危険が予測される場合には、主催者の判断により、大会を中止・中断する場合がある。
  • ② 気象状況の悪化及び走行環境の不良など主催者の責に帰すべからざる事由により、大会を中止・中断した場合の参加料等の返金は行わないものとする。
(2) 大会開催中の補償
  • ① 大会開催中の参加者の傷病や事故への補償は、主催者に故意又は重大な過失がある場合を除き、主催者が加入する傷害保険等の補償内容の範囲内とする。
  • ② 自転車、ヘルメット、ウェアなどの破損または盗難等については、主催者加入保険の補償範囲外となるので、参加者自身で必要な保険に加入すること。

【主催者加入の傷害保険内容(予定)】

保険期間:大会開始から終了まで

補償対象範囲 補償金額
災害死亡補償金 傷害事故 500万円
特定疾病 500万円
後遺障害補償金 傷害事故 最高500万円
特定疾病 最高500万円
療養補償金 入院日額
(1日あたり)
傷害事故 5,000円(180日以内)
特定疾病 5,000円(180日以内)
通院日額
(1日あたり)
傷害事故 3,000円(90日以内)
特定疾病 3,000円(90日以内)

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